電気学会全国大会講演要旨
6-304
ガス絶縁タンク形避雷器用酸化亜鉛素子の部分破損検出
藤瀬伸浩・清水健二(九州電力)・齋藤弘樹・西田智恵子・○亀井光仁(三菱電機)
550kVガス絶縁開閉装置(GIS)の線路用タンク形避雷器が雷撃によって動作した際に,一部の酸化亜鉛素子のみが破損するという事象が発生した。GISの再閉路は成功していたが,GISに設置されていたガス圧力センサ式事故点標定装置が再閉路直後に警報を発令し,開放点検をした結果,積層されている素子の一部破損が確認された。 一部素子の破損は次の雷撃時に別素子の破損,あるいは避雷器の全路破壊を誘引する可能性があり,発生する将来の事故を確実に予防した事になる。これは「再閉路成功=事故要因除去済み&GIS健全」というこれまでの運用を見直す契機となるものであり,事故点標定装置の動作事例と合わせて報告する。