電気学会全国大会講演要旨
6-302
小電流直流真空アークに磁界を印加した際のアークの挙動について
○宮本晴望・花城 駿・荷川取裕二・金子英治(琉球大学)
真空遮断器のアーク電圧は10 数V 程度であり,アーク電圧による限流作用が期待できない.また,一旦アークが点弧すると数10msという長時間にわたり安定してアークは点弧し続ける.しかし,真空アーク放電には放電期間中に不安定現象が観測されるという特徴がある.不安定現象によりアークが消弧する直前,しばしばアーク電圧にスパイク状の振動成分が重量することが見られた.我々は,小電流真空アークに対して横方向から磁界を印加することで真空アークの電流に振動成分を誘発させ,アークを消弧させる実験を試みた.本稿では各電流値において様々な条件の磁界を印加した際のアークの挙動について報告する.