電気学会全国大会講演要旨
6-263
金属閉鎖形スイッチギヤの内部事故アーク試験におけるインジケータ着火特性の検討
◎田所 兼・市川路晴(電力中央研究所)
規格IEC 62271-200において,金属閉鎖形スイッチギヤの性能評価の1つに内部事故アーク試験が規定され,スイッチギヤ内部のアークから周囲への熱的影響を機器周囲に配置したインジケータ(黒色の木綿布)の着火の有無によって判断する。しかし,インジケータの着火の有無では周囲への熱的影響の定量的な評価は困難である。本報告では,作業者が着用する保護材の耐アーク性能評価法である規格IEC61482-1-1などに準拠した試験装置,熱量計を製作し,インジケータの着火特性について検討した。その結果,アークエネルギー56kJ,アークからインジケータの距離100mmでインジケータは着火し,インジケータは熱エネルギー78kJ/m2以上に暴露された際に着火すると推察された。