電気学会全国大会講演要旨
6-250
新形168 kV H-GISの開発
◎中内慎一朗・川東真人・森 智仁・山下丈一郎(三菱電機)
ガス絶縁開閉装置(GIS)は,電力設備の縮小化・信頼性向上を背景に72〜550kVまで幅広く適用されている。今回開発した新形168 kV H-GISでは,遮断器(GCB)にメンテナンスフリーのばね操作装置を採用,断路器・接地開閉器(DS/ES)を複合一体化した3点DS/ES適用により保守箇所を削減し,保守省力化・保守性向上を実現した。また,DS/ESの複合化・新遮断方式適用の線路ES適用・配置合理化による小形化により,Bsg一体輸送を可能とし,据付工期短縮・信頼性向上を実現した。