電気学会全国大会講演要旨
6-205
DC1000V太陽光発電設備用大容量PCSの開発
◎藤井洋介・田中嗣大・高橋伸広(東芝三菱電機産業システム)
国内のメガソーラ太陽発電設備は従来直流電圧600Vのシステムが主流であるが、経済性の面からより高電圧な直流電圧1000Vのシステムに注目が集まってきている。この直流電圧1000Vシステムに適用する750kW容量のパワーコンディショナを開発したので紹介する。本装置は中性点スイッチ方式3レベルインバータを採用したトランスレス型のパワーコンディショナで、主回路の高電圧化により、従来装置に比べて同一外形寸法で大容量・高効率を実現した。