電気学会全国大会講演要旨
6-003
クラスター分析を用いた建物消費電力の内訳推定
◎下田英介・木原寛之(清水建設)
建物向けエネルギー管理システムを用いて,エネルギーを調整することを可能とするが,精緻に受電電力を管理するためには,設備の稼動状態などを細かくモニタリングすることが必要となり,センサー数が通常に比べ多くなることが懸念される。 本稿では,クラスター分析を用いて建物の受電電力のみから建物内消費電力の大まかな内訳を推定する。過去の受電電力を類似性に基づいてクラスター化することで各時刻の負荷の特徴を抽出し,特定日における消費電力内訳を求める。事務所用途の中規模建物を対象に検証を行ったところ,最大消費電力の約1割程度を占める負荷であれば本手法で消費電力が推定できる可能性が示された。