電気学会全国大会講演要旨
5-198
高速な磁束線配置アルゴリズムの提案
◎直江宅杜・野口 聡・五十嵐 一(北海道大学)
3次元空間における磁場分布を磁束線によって可視化する場合には,磁束線の定義・役割に則した配置となる必要がある.これまでにバブルシステムを用いた磁束線配置手法やVirtual Tube Systemを用いた磁束線配置手法などが提案されてきた.しかし,いずれの手法においても対象となるモデルの要素数が膨大な場合,磁束線配置が決定されるまでに膨大な時間を要してしまうなどの問題点がある.そこで,本報告では,高速に磁束線の定義・役割に則した磁束線配置を決定する磁束線配置アルゴリズムを提案する.