電気学会全国大会講演要旨
5-053
クローポール型半波整流可変界磁モータの一次設計
◎大場亮平・阿部貴志・樋口 剛(長崎大学)
脱・省レアアースを考慮しつつ,特性向上を目指して,定数可変や可変磁力などをキーワードに,様々なモータが開発されている。筆者らの研究室では,巻線形同期モータの回転子界磁巻線をダイオードで短絡し,固定子巻線より界磁を励磁する,半波整流ブラシなしモータを提案している。本論文では,半波整流ブラシなしモータに利用されている半波整流可変界磁法を利用して,固定子巻線から界磁の励磁を可能とし,回転子構造をクローポール型へと変更した,新型可変界磁モータの一次試作を目指した設計結果を報告する。