電気学会全国大会講演要旨
5-045
インバータ励磁下のリング試料に二次負荷電流が影響を及ぼす際の鉄損の測定及び検討
◎森田雅貴・中野正典・笹山瑛由(岡山大学)
リング試料に二次コイルを設けた場合、負荷電流が発生するため回路全体での損失に影響を及ぼす。本研究では、その状況下においてリング試料の損失の測定を行い、鉄損の測定方法の検討を行う。リング試料に二次コイルを設け、理想的なインバータで励磁し、二次負荷及びキャリア周波数、最大磁束密度を変化させたときの全損失を求めた。その際の一次及び二次電流値を計測し、全損失から回路及びコイルでの損失を減算することにより鉄損を求めた。