電気学会全国大会講演要旨
4-125
一相電流偏差を用いた三相交流電流制御法
○新中新二(神奈川大学)
本論文では,交流モータの三相電流の一相分を電力変換器のオフ期間に検出しながらも,未検出の他相電流の復元を必要としない交流モータ電流制御法を新規提案する。提案法は,一相分の電電流偏差より,D因子制御器等の逆相除去特性を利用して,検出相と未検出相との電圧指令値を自動生成するものである。