電気学会全国大会講演要旨
4-112
速度センサレスドライブにおけるインバータ出力電圧の監視システム
○高村晴久・土井信明・高岡秀幸(東芝三菱電機産業システム)
高信頼が要求されるドライブシステムにおいて、設置環境などにより速度センサを取り付けることができない場合、ドライブ装置の健全性を監視する機能を、ドライブ装置内に準備することを要求されることがある。そこで、ドライブ装置の制御器から独立したハードウェアの監視装置を設け、インバータ出力電圧を直接検出し、その実効値と基本波周波数からドライブ装置の健全性を監視するシステムを開発したので報告する。