電気学会全国大会講演要旨
4-009
分割コイル方式誘導加熱用共振電流位相差制御高周波インバータ
○三島智和・小西響平(神戸大学)・中岡睦雄(慶南大学)
家庭用電磁調理器を中心として,ワークコイルを分割配置しそれらの相互結合を利用する誘導加熱(IH)応用機器の研究開発が近年注目されている。本稿では,筆者等が先に提案した共振電流位相差制御(以下,位相差制御)高周波共振形(HF-R)インバータを基に,単一インバータから分割コイルへ高効率に電力供給が可能な新回路方式を述べる。