電気学会全国大会講演要旨
3-152
快適な室内環境を実現するためのセンサーユニットとそのシステムの検討
○森 史英・杉村 博・三栖貴行・黄 啓新(神奈川工科大学)
本研究では、より快適な住環境を実現するために、屋内用の小型化センサーユニットを開発し、家庭にある既存の情報端末と接続し、リアルタイム的に室内環境の情報をセンシングするシステムを構築し、家電製品を効率よく制御できる要素技術を検討する。基礎検討として市販された温湿度センサー、照度センサーや匂いセンサー等を用いて、信号処理回路と無線回路は、2560 Arduino MEGA R3プロセッサとSparkFun WRL-09358 Bluetooth Mateをそれぞれ使用し、センサーユニットを作製した。センサーユニットによるデータを取得し、熱中症指数や不快指数を求め、タブレット端末に表示でき、基本動作を確認できた。