電気学会全国大会講演要旨
3-122
生体埋込みCMOSイメージセンサとグルコース応答性蛍光ハイドロゲルによる体内血糖計測デバイス
◎増田啓太(奈良先端科学技術大学院大学)・高橋正幸(BEANS研究所)・上嶋和弘・河村敏和・太田安美・元山真由美・野田俊彦・笹川清隆・徳田 崇(奈良先端科学技術大学院大学)・興津 輝・竹内昌治(東京大学)・太田 淳(奈良先端科学技術大学院大学)
糖尿病は先進国を中心に代表的な生活習慣病の一つであり、糖糖尿病の治療には日常生活における血糖値測定が重要である。一般的な血糖値測定法の採血式は測定頻度に限界がある。このような現状に対し、グルコース応答性蛍光ゲルを用いた方法が報告されている。 我々はこれまで、リアルタイムで脳機能イメージング可能な体内埋込みCMOSイメージセンサを開発してきた。本研究では体内埋込みを目指したCMOSイメージセンサ及びグルコース応答性蛍光ハイドロゲルを組合せたグルコースセンサとそのグルコース計測技術について検討を行った。