電気学会全国大会講演要旨
3-032
Web技術を適用したプローブ情報のリアルタイム収集・可視化
○熊澤宏之(大阪産業大学)
人や車などの移動体が種々センサと通信機能を持ち、移動しながら自ら情報を発信することが可能となってきた。これらは移動するセンサと捉えることができ、移動体の位置及び時刻情報と関連付けられたセンサデータは、インフラ固定設置のセンサと比較して、柔軟かつきめ細かな情報が得られる。このような情報を収集するシステムはプローブ情報システムと呼ばれている。 今後、このような情報収集基盤が普及していくには、どのような端末からでも「共通的」な方式で情報を発信できるようにすることが必要である。そこで、本稿では、Webなどで標準的に利用される技術を活用して、端末からのセンサ情報伝送、サーバでの受信、可視化までの実装を試みた結果を報告する。