電気学会全国大会講演要旨
3-028
基地局障害時の電波環境変化に対応する基地局制御技術の検討
◎中村幸太・山本敬治・田代太一・大野健一(東芝)
運用中の基地局障害によりエリア内の電波環境が変化し、電波環境が悪くなることが予想される。基地局障害時においても、電波環境の変化を捉え基地局パラメータの再割当てを行いスループットの低下を抑制する必要がある。接続された端末や基地局から情報を収集して電波環境を把握し、複数の基地局パラメータの動的な変更を行い、変化した電波環境に応じて自動的に最適な環境に再設定する。今回、基地局の障害時と比較して、障害発生後に基地局のパラメータ再割当てを行うことでスループットの低下を抑制することを確認した評価結果について報告する。