電気学会全国大会講演要旨
3-026
RISC用REMONの評価
◎松浦裕哉・南角茂樹(大阪電気通信大学)
組み込みシステム用割り込みスケジューラREMON(Real-time Embedded Monitor)は,いくつかの種類のCISC型のマイクロプロセッサにおいて動作しているが,典型的なRISCであるMIPSにおいてはまだ動作していない.REMONはRISCでも動作可能となっているが,まだRISCにおける検証はされていない.そこでMIPSにおいてREMONを動作させ,RISC用REMONのRISCに対する適正の評価を行う.これを行うことによりRISCのCPUでのリアルタイム性の向上が見込まれ,将来的には幅広い製品開発に繋がることが期待できる.