電気学会全国大会講演要旨
3-014
LEDスイッチング方式を用いた長寿命・高効率オフライン照明回路
◎鈴木聡伸・山本健司(静岡理工科大学)
オフラインLED照明回路はスイッチングレギュレータによりLEDへの印加電圧を制御する方法が一般的である。スイッチングコンデンサに必要な電解コンデンサの為寿命が限られる。このためLEDの寿命を全て活用する事が出来ない。本提案では、定電圧素子であるLEDの接続個数を変化させるLEDスイッチング方式により、スイッチングレギュレータを不要とした。これによりオフラインLED照明回路の高効率化・長寿命化が可能となる。シミュレーション結果と実験結果を提示する。両結果より、長寿命で高効率なオフラインLED照明回路がLEDスイッチング方式で実現できる事が分かった。