電気学会全国大会講演要旨
2-088
単一方向CFRPに流れる電流密度計算
◎山崎良介・川又達也・尾崎良太郎・黄木景二・門脇一則(愛媛大学)
炭素繊維強化プラスチック(carbon-fiber-reinforced-plastic)は軽量かつ高強度な材料として各種産業分野で使用が拡大している。CFRPには優れた機械的特性以外にも,注目すべき機能として導電性がある。CFRPは一方向に並べた炭素繊維をエポキシ樹脂で固めて形成されるため,アルミ等の金属とは異なりその導電率に異方性がある。このような導電率の異方性はCFRP に流れる電流分布特性を複雑化する。(1)そのような特性を解明することは今後の産業分野でCFRPを使用するにあたり極めて重要である。そこで本研究では,CFRP積層板に直流電圧を印加した際の電流分布を差分法を用いて解析し,実験結果と比較することで解析結果を検証したので報告する。