電気学会全国大会講演要旨
2-037
テラヘルツ吸収測定によるエチレンプロピレンジエン共重合体中のタルクの定量
◎井筒智之・小松麻理奈・大木義路(早稲田大学)・水野麻弥・福永 香(情報通信研究機構)・中村孔亮・千綿直文(日立金属)
タルクを25〜100phr添加したエチレンプロピレン共重合体のシートに対し、テラヘルツ時間領域分光測定を行いタルクの添加量を定量できるか検討した。その結果、タルクを添加したシートについて、周波数にほぼ比例する全体的な吸収の増加と、添加量の増加に伴い大きくなるタルクに起因する3.05THzの鋭いピークを確認した。3.05THzのピーク高さはタルク添加量にほぼ比例しており、タルク1phr当り0.055cm-1と見積もることができる。以上よりテラヘルツ分光測定によりタルクの添加量を定量できることを示した。