電気学会全国大会講演要旨
2-036
テラヘルツ吸収測定によるポリエチレンの架橋度推定の試み
◎滝花純也・小松麻理奈・大木義路(早稲田大学)・水野麻弥・福永 香(情報通信研究機構)
非架橋および異なる架橋度にシラン架橋させた架橋ポリエチレンに対し、テラヘルツ時間領域分光装置を用い0.7〜3.0THzで吸収スペクトルおよび複素誘電率を求め、また、フーリエ変換型テラヘルツ分光装置を用いて3.0 〜21.0THzにおいて吸収スペクトルを求めた。その結果、全試料で2.2THzにメチレン基を由来とするピーク、また16.5THzに非晶質領域を由来とするピークが観測された。さらに、Si-O結合に起因する13.2THzのピーク高さが架橋度の増大につれて上昇することを確認できた。