電気学会全国大会講演要旨
1-164
大電力マイクロ波発生に向けた仮想陰極発振器の特性評価
◎杉本将俊・小倉 渉・篠川尚吾・伊藤弘昭(富山大学)
近年、大電力マイクロ波の応用分野は多岐に渡っている。大電力マイクロ波の発生方法として、ジャイロトロンをはじめいくつか種類があるが、GW以上の更なる高出力化が望まれている。本研究では、仮想陰極発振器に着目し、その問題点の1つである効率改善を目指して研究を行っている。本発表では高効率化に向けて仮想陰極から放射されたマイクロ波の特性を評価したので報告する。仮想陰極発振器によるマイクロ波発生機構は、大電流パルス電子ビームのビーム電流が空間電荷制限電流を超えることで仮想陰極を生成し、カソードとの間での電子の往復による振動と仮想陰極自身の振動により、マイクロ波が発生する。発表ではマイクロ波の特性(出力、周波数、電力)について報告する。