電気学会全国大会講演要旨
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光キャリア伝送における位相安定化の検討
○渡部謙一・和田雅人・大久保 章・鈴山智也・洪 鋒雷・雨宮正樹(産業技術総合研究所)
高精度な光キャリア信号を光ファイバにより遠隔地へ劣化せずに伝送するために必要な位相安定化システムを製作し、実験室内に設置した90 kmのファイバスプールを使った伝送実験を行った。送信側では狭線幅レーザの光キャリア信号を音響光学変調器により周波数シフトさせ、受信側では別の音響光学変調器に通し、一部をファラデ一回転ミラーにより反射させ、同一の経路で送信側に送り返した。往復した光キャリアを送信側の光キャリアへ音響光学変調器を制御して位相同期することにより、受信側の信号を安定化させた。伝送実験においては、平均時間1000秒で6e-18の周波数安定度が得られた。