電気学会全国大会講演要旨
1-067
極限流体場におけるプラズマ誘起流の生成
○志村尚彦・田中元史・安井祐之(東芝)
従来、常圧・空気でのプラズマ気流制御が行われてきたが、プラズマ誘起流発生メカニズムの解明及びタービン等の種々な流体への適用を考え、ガスの電子付着性の有無に着目し、酸素及び窒素での誘起流速を測定した。結果、電子付着性のある酸素のほうが同じ電力において窒素よりも早い流速になった。プラズマ中の負イオンの存在が誘起流速に大きな影響を与えていることが分かった。