電気学会全国大会講演要旨
1-035
弱電離気体プラズマの解析(CXVIII)-発光分光法によるプラズマジェットの診断
◎川浪迅人・佐藤孝紀・伊藤秀範(室蘭工業大学)
細管にアルゴンガスをフローさせて大気圧プラズマジェットを発生させ,プラズマジェットの分光診断を行った。OHの発光スペクトルのバンドヘッド(波長309 nm)および波長306.8 〜 308.8および309.5 〜 311.5 nmの回転スペクトルを確認できた。LIFBASEを用い,この回転スペクトルに対するフィッティングを行うことによって回転温度を導出した。プラズマジェット中のガス温度は380 Kであることがわかった。