電気学会全国大会講演要旨
7-014
昭和基地によるREシステム用Ni-MH蓄電池のモデル化-蓄電池表面温度と蓄電池周囲温度を使用したモデルの精度-
◎佐々木隆充・稲葉有哉・西川省吾(日本大学)
南極の昭和基地では,使用燃料削減のため,現地で太陽光発電や風力発電を活用することが考えられている.しかし,これらは出力変動が激しく,昭和基地の小規模な電気系統に接続すると周波数変動が懸念される.この対策として蓄電池の適用が考えられるが低温時の性能が低下する.本稿では,低温時のNi-MH蓄電池の周囲温度を蓄電池表面温度の代わり用いた場合,高精度なモデルが作成できるのかを明らかにすることを目的とし,2種類のモデルを作成し,精度評価した.