電気学会全国大会講演要旨
6-299
集約型単母線保護継電装置の開発
◎田中則行・藤本幸治・黒井浩二・山口昭二(関西電力)・高根大樹・長尾雅司・片山善博(三菱電機)
関西電力の配電用変電所においては、単母線2LS方式を採用しているが、この形態の場合、変圧器あるいは母線の故障によって変電所が全停する。これらの故障件数は極めて少ないものの、一旦故障が発生すると供給支障電力は非常に大きい。そこで、これの解消を目的として、一部の配電用変電所には母線に遮断器を2台設置する単母線2CB化をおこなっている。従来の構成における母線保護には、単母線標準母線保護継電装置を1台設置している。これを新たな単母線2CB構成に適用するには、母線区分ごとに全体で3台の設置が必要であり、設備構築コストが増大するといった課題がある。そこで、単母線2CB構成にあわせた新たな母線保護継電装置を開発した。