電気学会全国大会講演要旨
6-291
分散型電源のための同期化力インバータの系統連系
梅村 良・◎杉山浩則・田岡久雄・川﨑章司(福井大学)
近年,電力自由化の進展や環境負荷軽減の意識の高まりにより,太陽光発電などのインバータ電源の系統連系台数が増加している。しかし,発電所の同期発電機と違い,インバータ電源には同期化力が備わっていない。これに伴い,系統全体の同期化力の不足が懸念され,安定な状態が維持できなくなり,脱調や停電に至るおそれがある。 本研究では,分散型電源のインバータに同期化力を持たせるために,インバータに与えるスイッチング信号を出力するPWM制御に同期化力を付与したロジックを構築する。また,電力系統と同期化力インバータを連系し,負荷を変動させた際に,構築した制御ロジックにより同期化力を備えて電力を供給できるかを検証する。