電気学会全国大会講演要旨
6-287
低周波送電方式を適用した洋上風力発電システムの可変速制御
◎伊藤智規・三浦友史・伊瀬敏史(大阪大学)
洋上風力発電は風況が安定しているが,メンテナンスが困難であるという問題がある。系統連系方式としては直流送電や商用周波数を用いた交流送電があるが,直流送電では系統事故時の遮断が困難であり,交流送電では海底ケーブルで発生する充電電流による最大送電容量の制限等の問題がある。そこで,得られた電力を低い周波数で送電する低周波送電方式を提案する。本研究では,かご形誘導発電機を用いた洋上風力発電システムへの低周波送電方式の適用に関する検討として,変圧器と送電線路を考慮したベクトル制御により可変速運転した場合についてシミュレーションを行い、風速の変動に対しても風車の高効率な運転が維持できるか検討する。