電気学会全国大会講演要旨
6-277
電力需給バランス調整に貢献する多数台 EV充電制御における可制御量推定手法の提案
◎橋本 龍・矢野仁之・工藤耕治(日本電気)・池上貴志・荻本和彦(東京大学)
再生可能エネルギー(RE)の大量導入が及ぼすと予想される、系統全体の需給バランスへの悪影響を緩和するため、近年、新たに需要側をも含めた電力需給調整スキームの導入が活発に議論されてきている。 我々は、需要家の電力需要制御の対象として、電気自動車(EV)の蓄電池に着目、遠隔からの EV 充電制御技術の開発を進めている。 この技術は、”事前計画”と”当日運用”の2つからなり、”当日運用”技術についてはこれまでの研究でリアルタイムの制御方法を提案をしている。 本報告では、”事前計画”の技術として、”当日運用”技術で実現可能な需要カーブ (=可制御量) を、事前に定量的に把握し計画を行う手法を提案する。これにより、EV 充電制御の可制御量は、需要カーブの集合という形で、定量的に導出することができる。