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複数建物の統合エネルギーマネジメントによる全体ピーク電力削減効果の検証
◎下田英介・木原寛之・沼田茂生(清水建設)
本論文では,複数建物の統合的なエネルギー管理を行うことで,個々の建物が自身のピーク電力を極力抑える場合と比べて,全体ピーク電力の更なる削減を狙う。各建物の消費電力に関する情報や電気設備への運転制御指令などを取りまとめる統合的なエネルギー管理システムを設け,各建物の電力ピーク発生時刻を意図的にずらすことで,比較的容易に全体消費電力ピークを削減させる。2012年夏期に清水建設技術研究所の2つの建物を対象に実証を行ったのでその結果について報告する。実証ケースにおいては11.2%程度の節電効果が上乗せして得られることが判明した。