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非常時の小規模自立電力系統における分散型電源のインバータ制御方式の検討
○裴 香烈・辻 隆男・大山 力(横浜国立大学)
災害発生などの非常時において,分散型電源の供給力を活用した自立系統を構成して,電力供給を継続することができれば,供給信頼度の大きな向上が期待できる。マイクログリッドの概念にあるように,非常時に自立する範囲が事前に計画されている場合は,望ましい自立運転が実現できるような設計を考えやすい。しかし今後,配電系統への分散型電源導入が拡大した場合,この電源群の制御および配電系統内のスイッチングの活用により,通常の配電系統内でも柔軟な自立運転が実現できれば,より本質的に供給信頼度を向上できる可能性がある。特に災害の影響や定期点検などにより,自立運転状態に移行したい系統の範囲が状況に応じて異なる場合には,これに対応できる柔軟な制御技術が必要と考えられるため、分散型電源用のインバータにおけるドループ制御のゲインKp,Kqそして線路インピーダンスを変化させながら,周波数や電圧の偏差をもとに,自立運転条件下でのインバータ制御の安定性に関する検討を行った