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配電系統での短周期電圧変動抑制システム検討―蓄電システムの仕様決定と実フィールド試験の開始―
◎中村和博・吉池秀一・高橋一嘉(中部電力)・大野哲史・松村洪作・古塩正展(三菱電機)
近年,低炭素社会実現に向けた取り組みが強化されており,再生可能エネルギーの固定価格買取制度の導入も始まっている。そのため,配電系統への太陽光発電設備の導入は一層加速することが想定され、配電用変電所ではバンク潮流が変動することによる母線電圧変動への対応が課題となっている。筆者らは,蓄電池を用いた配電系統の短周期電圧変動抑制システムを検討し,実フィールドへの適用効果の確認と蓄電池寿命評価を目的とした研究を平成23年から実施しており,平成24年12月より実フィールド試験を開始した。本稿では,実フィールドでの検証を開始するにあたり,測定データの分析,蓄電池種類や容量等の蓄電システム構成要素検討,蓄電システム適用効果のシミュレーションを実施したのでその結果を報告する。