電気学会全国大会講演要旨
6-222
CF3I/SF6混合ガスの絶縁特性
◎今井克樹・松岡成居・熊田亜紀子・日高邦彦(東京大学)
現在、多くの電力機器で使用されているSF6ガスは、温暖化係数(GWP)がCO2の23900倍と非常に大きい。そのため、温暖化に与える影響が大きく、代替ガスの模索が進められている。 本研究室では、GWPがCO2程度であり、準平等電界下では絶縁性能がSF6並みのCF3Iガスに注目している。また、先行研究では純粋なCF3Iや混合ガスの絶縁性能を報告してきた。 今回は、放電原理を基にしたシミュレーション結果、及び急峻方形波発生装置を使用して得られたCF3I/SF6混合ガスの絶縁破壊電圧の実験結果を報告する。両者の傾向は一致しおり、理論・実験の両面からCF3I/SF6混合ガスは「負のシナジズム」を持つことが確認された。