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シャックハルトマン装置による大気中およびSF6ガス中アーク放電内の電子密度分布測定
◎稲田優貴・成瀬涼平・松岡成居・熊田亜紀子・池田久利・日髙邦彦(東京大学)
大気に対するSF6ガスの優れた消弧能力を定量的に検証すべく、同一の電流波形を持った大気中およびSF6ガス中アーク放電を対象に、シャックハルトマン型レーザ波面測定装置を用いて2次元電子密度分布の測定を行った。
0.8μFのコンデンサを24kVに充電した後、30Ωの電流制限抵抗を介してピーク電流値800A、減衰時定数24μsの正極性アーク放電を発生させた。電極には直径1mmのタングステン製棒対棒電極を用い、ギャップ間隔は3mmとした。電子密度の測定は絶縁破壊後<l>t</l>=70μs、電流値44Aの時点で行った。
電極間には1022〜1023m-3の電子密度が存在しており、電子密度はギャップ中心付近よりも電極近傍で高くなっていた。また全般的にみて、SF6ガス中アークの電子密度は大気の場合よりも高くなっていた。