電気学会全国大会講演要旨
6-185
N2およびO2を混合した熱プラズマを照射した吸水ナイロン材からのスポレーション粒子飛翔数
◎中野智之・新清直樹・石田昌弘・田中康規・上杉喜彦・石島達夫(金沢大学)
アークプラズマの消弧能力を高める手段として,ポリマーの溶発現象を利用してアーク冷却効果を高めるものがある。 ポリマーの一つであるナイロン材は,水を吸収すると,高熱にさらされた際に表面から多数の微粒子を発する。 この現象をスポレーション現象とよぶ。 吸水ナイロン材をアークプラズマに接触させると,ナイロン材からのスポレーション粒子がアークプラズマ内部に侵入し,アークの消弧により高い効果をもたらす可能性がある。 空気中でもスポレーションが活用できるか確認するため,空気の主成分である酸素および窒素を混合した熱プラズマを吸水ナイロン材に照射した結果,酸素がスポレーションの発現を促進することが分かった。