電気学会全国大会講演要旨
6-181
FRA測定によるタンク形避雷器モデルの検討(その3)〜避雷器素子の急峻波特性実測〜
◎田畠和順・平塚正樹・齋藤弘樹・楫野宏樹・亀井健次・宮下 信(三菱電機)
現状の過電圧解析においては、避雷器は素子の電圧・電流特性に基づく非線形抵抗で模擬を行っている。避雷器はそのインピーダンス(インダクタンス・キャパシタンス)の影響や避雷器素子そのものの特性により急峻波特性を有することが知られており、この特性が過電圧抑制効果に影響する可能性がある。著者らは前論文までに、周波数特性分析器(FRA)を使用して避雷器のインダクタンス・キャパシタンスを考慮したモデル化手法の提案を行った。本論文では避雷器のインピーダンスに加え、避雷器素子が持つ急峻波特性をも模擬しうるモデルを構築すべく、避雷器素子の実測を行い、急峻波特性のモデル化手法を検討した結果を報告する。