電気学会全国大会講演要旨
6-168
配電系統における超分散電圧制御の最適制御機能
○山根憲一郎・熊谷正俊・逢見翔太・佐藤康生・渡辺雅浩・原田泰志(日立製作所)
超分散電圧制御は限定的な通信回線にも適用可能な配電電圧の分散協調制御である。通信回線の制約により他端計測情報の取得が限定される場合には,配電系統上の電圧制御機器に設けた分散コントローラは,部分的に共有された状態量と独立した状態推定に基づいて制御量の最適化を行う。これは系統全体について電圧偏差と制御量を最小化する最小二乗問題であり,各コントローラの自端制御量の重ね合わせによって配電系統の電圧が制御される。本稿では電圧偏差に関する偏差方程式と,制御量の固定あるいは抑制といった制約を与える制約方程式で最適制御機能を記述する。