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配電系統における超分散電圧制御の状態推定機能
○佐藤康生・熊谷正俊・逢見翔太・山根憲一郎・原田泰志(日立製作所)
超分散電圧制御は限定的な通信回線にも適用可能な配電電圧の分散協調制御である。通信回線の制約により他端計測情報の取得が限定される場合には,配電系統上の電圧制御機器に設けた分散コントローラは全系統の状態量を共有するのではなく,部分的に共有された状態量と独立した状態推定に基づいて制御量の最適化を行う。
本稿では,電力方程式と他端計測情報の信頼度に応じた計測方程式に対する誤差を最小化する最小二乗問題として,電圧と電流の推定値を得る状態推定機能を定式化した。この推定値は,分散コントローラ毎に内部状態として保持される全系統に関する状態量であり,各コントローラはこの状態量に基づく最適制御により自端制御量を出力する。