6-164
最適配置を考慮したSVR・SVCの協調動作
◎小林孝成・青木秀憲(東海大学)
近年,急速に導入が進められている分散型電源(DG)は,逆潮流現象や出力が気象や天候に左右されやすいという問題がある。そのため,これらの要因により急激な電圧変動を発生する可能性がある。この現象は電力品質の1つである電圧規定値の逸脱を伴うため,系統電圧を維持・管理する運用者側にとって重要な課題となっている。
これまで,本問題に関する研究は配電用自動電圧調整器(SVR)や静止型無効電力補償装置(SVC)等の電圧調整器を用い,任意の時間帯に対してその制御や最適配置箇所などについていくつかの報告がなされている。
本論文では,事故等による電圧規定値の信頼性を検討するため,DGによる急激な電圧変動に対し,SVR・SVCの効果的な最適配置箇所を探索した上で,両機器の協調動作により必要な制御が行われる手法を提案し,考察・検討する。