電気学会全国大会講演要旨
6-161
単相リアクトルによる電圧制御手法の一検討
○永元孝道(高岳製作所)
地球環境問題対応の一環として分散型電源の普及が進んでいるが、近い将来には太陽光発電(photovoltaic power generation以下PV)の導入拡大による電圧上昇の問題や、電圧不平衡の問題が懸念される。 配電系統の電圧制御機器の1つに自動電圧調整器(step voltage Regulator 以下SVR)があるが、電圧制御は三相一括で行われるため、電圧不平衡率が大きい配電系統において全ての電圧を管理幅内に制御することが困難な場合がある。そこで、本論文ではPVの影響で電圧上昇と電圧不平衡が顕在化している系統を対象として、単相のリアクトルを用いて電圧不平衡率を改善するリアクトル装置を導入し、SVRと協調を図ることで、配電系統の電圧を管理幅内に制御する手法を提案し、シミュレーションで有効性を示す。