電気学会全国大会講演要旨
6-124
異地点の日射変動の間の相関(その2)-日射変動が無相関となる離隔の分析手法の提案-
◎大嶺英太郎・由本勝久・七原俊也(電力中央研究所)・西野慎一・和澤良彦(中部電力)
広域に大量導入されたPV出力の変動には平滑化効果が効くことが知られており,地点間のPV出力変動が無相関であれば1/√N則が成立する。この性質を利用して広域のPVの合計出力を推定できると考えられるが,1/√N則を適用するには異地点のPV出力変動が無相関となる離隔を明らかにする必要がある。本論文では,ある変動周期における異地点のPV出力変動が無相関となる最小離隔を求めるため,パワースペクトルを用いて地点間のPV出力変動の独立性を評価する方法を提案する。また,実測データを用いて,短周期変動(20分程度以下)が無相関と見なせる最小離隔を求めた例について報告する。