電気学会全国大会講演要旨
6-096
震災前後の電力需給動向変化の検討
◎小野宏太・辻 隆男・大山 力(横浜国立大学)
世界的な電力自由化の流れを受け、日本においても2005年4月から日本卸電力取引所(JEPX)における電力の市場取引が開始された。取引開始以来JEPXの取引量は順調に増加してきていたが、2011年に発生した東日本大震災および福島第一原子力発電所の事故により、JEPXも大きな影響を受けた。本研究では、震災前後の市場取引の動向変化を分析するため、まずは需要動向の変化を把握する必要があると考え、需要を空調需要とベース需要に分けて震災前後のそれぞれの動向の変化を分析した。1章でまず研究背景を述べ、2章で震災後から現在までの電力需給の動向を示す。3章で空調需要とベース需要それぞれの分析を行い、4章で最終的な結論を示す。