電気学会全国大会講演要旨
6-023
高低圧配電系統を一貫した高速電圧計算手法開発のための基礎検討
◎河野俊介・林 泰弘(早稲田大学)・板屋伸彦・高野富裕・大野哲史(三菱電機)
住宅用太陽光発電の導入が拡大すると,低圧配電系統も含めた配電系統全体を解析する必要がある。配電系統は面的に非常に広いため,全地点の電圧を計算するのに要する時間は可能な限り短いことが望ましい。 このような背景から,筆者らは高低圧配電系統の電圧を一貫して高速に計算できる手法の開発を行ってきた。収束計算に基づく従来手法に対し,提案手法では,反復計算を行わず,計算を簡易化し,実用上問題のない範囲で計算精度を落とすが,高速に計算する方針をとる。 本論文では,IEEE 37 NODE TEST FEEDERと実測負荷データ・太陽光発電出力データを用いた数値計算を実施することによって,提案手法の計算精度と計算時間を従来手法と比較したので報告する。