6-009
エコ施設における運用パターン別電力供給制御手法
青木洸樹・◎久保範幸・田岡久雄・川崎章司・本堂義記・松木純也(福井大学)
東日本大震災をふまえ、系統電力が停電した場合でも施設内で必要なエネルギー供給を自立的に行うような災害に強い公共施設が求められている。そこで、災害時にも資源が枯渇せず繰り返し使え、二酸化炭素をほとんど排出しない再生可能エネルギーを活用することを考える。ただし、再生可能エネルギーを活用した電源は天候に左右されるなど、電気の安定供給に問題が生じる可能性がある。そのため、蓄電池等を設置することが必要になる。ただし、再生可能エネルギー電源を活用した自立的なエネルギー供給を実現するには、施設内の各電源や蓄電池などの出力やエコ施設の負荷に応じてきめ細かく制御する必要がある。
本稿では、以上の様なエコ施設において、系統連系時の定常運転における協調制御や、系統停電時におけるエコ施設での自立的な電力供給を安定的に維持するための制御手法をシミュレーションと実験によって検討を行う。