電気学会全国大会講演要旨
6-005
発電用ダム上流域の流出率変動要因 ― 積雪・融雪期における検討 ―
◎河合智成・長谷川晃俊・一柳勝宏・水野勝教・雪田和人・後藤泰之(愛知工業大学)・山田富士宏・山本信幸・本田信行(中部電力)
水力発電所の計画的かつ効率的・安全に運用するためには,発電用ダム上流域における河川流量の予測(把握)が重要となる。しかし,積雪・融雪期は,流量の変動要因となる積雪・融雪量を把握するための実観測データを得ることは困難である。このため、積雪・融雪期の流量を精度良く予測(把握)するための手法(技術)が求められており,間接的に変動要因となる入力因子を確認し、以って、流量予測を行う手法を検討する必要がある。 今回は,大井川上流域を対象とし,積雪・融雪期における流量(流出率)の変動要因について検討した。 その結果,総降雨量に次いで最低気温が流出率との間に高い相関を示し,積雪・融雪期における流量予測の入力情報として用いることの妥当性を確認した。