6-003
異常検出機能の付いた電圧フェーザ計測装置の開発
○片山 匠・舟木 剛(大阪大学)
GPS(Global Positioning System)を利用した単相100[V]の商用電源電圧のフェーザ量の同期計測装置が市販されており、現在、複数の大学に設置された装置による電力系統の状態観測システムが稼働している。このシステムは、膨大な量のデータを収集しているが、解析対象とする異常現象を検出する機能を備えていない。このため、保存されたすべてのデータを処理することで解析対象である電力動揺を抽出しているが、処理に時間を要する問題があった。
そこで、瞬時電圧低下を異常として検出する機能を付加した電圧フェーザ計測装置を開発した。定格電圧から80%低下する期間を検出し、保存データに情報を記録することで解析対象となる異常の抽出を容易とした。