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パルスパワー放電の印加による琥珀の構造変化
◎重松佳孝・Sebastian Gnapowski・秋山秀典(熊本大学)
琥珀は樹脂が長い年月を経て固まったものであり、古来から宝飾品として重宝されている。本研究では琥珀の構造に着目し、パルスパワー技術の新たな応用としてパルス放電を琥珀に印加することで琥珀をより宝石として魅力的な物にすることと、見ただけでは見分けがつかない琥珀の模造品と本物の判別をすることを目指した。
放電は空気中とシリコンオイル中で行った。空気中では電流は琥珀、模造品の表面を流れ、琥珀の表面の材質が滑らかになり、赤みを帯びた色に変化したが模造品は何も変化が起きなかった。シリコンオイル中では電流はそれぞれの内部に流れ、琥珀の場合は内部に傷がつき模造品は一発パルス放電を印加しただけで粉々に砕けた。