電気学会全国大会講演要旨
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インバータ‐モータ系の電磁ノイズの測定および解析 ‐線路表現に関する検討‐
◎中井宏成・米津大吾・山本 靖(関西大学)
筆者らは、これまでに簡略化したインバータ‐モータ系を想定した三次元モデルにおいてFDTD法により接地導体に流入する電流波形および接地導体表面の電流と等価である磁界の周波数スペクトルについて解析し、実験結果と比較することで解析結果の妥当性を検討した。しかし、解析結果と実験結果には差異が見られ、この原因は解析モデルが実験モデルを正確に表現していないためと考えた。 本報告では解析モデルにおける線路表現の改善を図った。従来の解析モデルではインバータ-モータ間線路の中心が位置する座標のセル辺のみの電界を0とする(完全導体とする)ことで線路を模擬していた。この場合、線路の等価半径はセルサイズに0.2298を掛けた値になることが知られており、実験モデルの線路の断面積と違いが生じていると考えられた。そこで、実験モデルで線路として用いたアルミニウム角材に相当するセル辺上に割り付けられた電界を0とすることで解析モデルにおいて角材を模擬し、接地導体に流入する電流および接地導体表面の磁界の解析結果と実験結果の差異の改善に関する確認を行った。