電気学会全国大会講演要旨
1-138
接地線と建物導電性構造体との静電容量評価
○安本 勝(東京大学)
アース線は電源等の同相ノイズ発生源からのノイズ電流循環路になる。この同相ノイズ電流は接地回路内を広範囲に伝搬しノイズトラブルを引き起こす。過去にアースノイズ電流を誘導遮蔽により低減する実験で、並列共振により、共振周波数成分が大きな循環路の接地線を流れる現象を観測した。この共振は接地線のインダクタンスと床の導電性構造体を介した静電容量で生じ、これが接地線のノイズ電流分布に大きく影響する。このため、建物導電性構造体との容量結合を高める方法を利用し、アース線と建物導電性構造体との静電容量が床上面のケーブルの場合どのようになるか測定評価した。